こんにちは!店長ノムラです。
昨日の南京都は蒸し暑い1日でした~。ちょっと動くだけで汗がじっとり、、、。
こんな時は思い切って練習で汗を流す方がかえってスッキリする気がしますね。
さて、お待たせしました!PRGRスウィング・ビューの第2回目です。
予告通り当店スタッフのナカノくん大活躍の巻ですよ(笑)
前回は、スウィング・ビューのイントロでした。
第1回の記事はコチラ(リンク先)今回は、このシステムを使用することで、何が分かるのか、ということを見ていきたいと思います。
「スウィング軌道と弾道、そして飛距離との関係について」スウィング・ビューは、スウィング軌道を解析することを目的としたシステムですが、解析できることは沢山あります。
今回は、インパクト直前のシャフトの位置に注目して、何が分かるのかみていきましょう。
では、まず下の写真を見てください。
.jpg)
インパクト直前の画像です。
赤のVラインの中にシャフトが入っており、2本のVラインの接点(頂点)に、ヘッドが来ています。
これをON PLANE(オン・プレーン)と言います。
この状態が一番球が曲がらない軌道で打っているということになります。
軌道が曲がらないスウィングを目指す場合は、まずこの赤いVライン(ON PLANE)の中に、シャフトをおさめるということが大切ということになりますね。
ですが、実際のゴルフでは、「曲がらない」だけでなく「飛ぶ」ということも大切です。
「飛距離を出す」ことを念頭にいた場合、「ON PLANEにおさまっている」というこの状態は、必ずしも適切とは言えない場合があります。
一体どういうことでしょうか。
端的に言って、それは「スウィング軌道の『入り』の違い」と、それにより生じる「球筋のバリエーション」に関係しています。
.jpg)
上の写真の左右を見比べてみましょう。
写真左側がナカノくん、右側はお手本の女子プロさんです。
一つ目の写真と同じく、インパクト直前の画像です。
左のナカノくんはクラブヘッドが赤いラインのV字よりも右にきていますね。
スウィング・ビュー的に言うと、「ON PLANEよりもアウトサイド(体から遠い位置)から入っている」ということになります。
この場合、もちろん個人差はありますが、球筋はフェード系及びスライス系になるケースが多いです。
逆に右の女子プロさんは、ナカノくんとは逆に、クラブヘッドがV字よりも左にきています。
スウィング・ビュー的には、「ON PLANEよりもインサイド(体に近い位置)から入っている」ということになります。
この場合は、ボールにドロー回転がかかり、飛距離を稼ぐことができます。
ちなみに女子プロさんには飛距離を出す為に、右の写真のパターンの軌道の人が多いんです。
逆に、ヘッドスピードの早い男子プロは、曲がりにくい軌道でストレートボールからフェード系を持ち球にする人が多いですね。
さて、入りの異なる「ON PLANEによるストレート」、「フェード系」、「ドロー系」。
これらを適切に使い分けられたなら申し分ありません。
トッププロはどちらの球も打つ必要があります。
ですが、これには高い技術を要することもまたしかり。
順を追って、身につけていくというのもいいと思います。
例えば、アマチュアの方にとっては、まず女子プロさんの軌道を参考にして飛距離を伸ばすのも、賢い選択かもしれませんね!
さて、スウィング・ビューのレビュー第2回目。いかがだったでしょうか。
いつものスウィングに客観性をプラスする、スウィング・ビュー。
定期的にスウィングを見つめなおす機会を設けることは、テクニックの効率的な向上や修正に役立ちます。
彼はフィッティング以外にも、そんな「見つめなおし」を科学的にお助けする最も優れたシステムの一つ、といえるかと思います。
ちなみに彼にできることは、まだまだあります。
引き続き、彼の魅力を引き出してご紹介できればと思っていますが、とりあえず今日はこの辺で!
あ、「このシステム使ってみたい!」という方は、お気軽に店長ノムラまでご連絡くださいね♪
一緒に解析していきましょう。
【追伸】そうそう。
お気づきの方もいらっしゃると思いますが、今回ナカノくんには、女子プロさんと比較しやすいように、わざとスライスになりやすいフォームでスウィングをしてもらいました。
彼の為に弁解しておきますが、あくまでわざとですよ!わざと!
皆さんは決して真似をしないで下さいね!