こんにちは!店長ノムラです。
最近よく雨が降りますねー!!!
コースプレー日前日には思わず晴れを願わずにはいられないですよね!
さて、一連のフィッティングのお話で、
ご自分に合ったシャフトを選ぶのにグリップスピードを測定することが
とても大切というのは大体おわかりいただいたと思いますが、
ここでスタッフナカノくんが実例を身をもって実験してくれましたので、
皆さんにも是非ご覧いただきたいと思います♪
ナカノくんのPRGRグリップスピード測定器の下の数値は、平均12でした。
これはおさらいしますと、(5/26PRGRグリップスピード計測器参照)
簡単に数値で表すと、こんなかんじに分類できましたね。
数値が大きい(11.0~):手首を返してヘッドを加速させるタイプ
→先端がしなるシャフトがオススメ!数値が中ぐらい(9.0~11.0):大と中の中間ぐらい
→中間がしなるシャフトがオススメ!数値が小さい(~9.0):手元を平行に移動させるようにヘッドを加速させるタイプ
→手元が柔らかくて大きくしなるシャフトがオススメ!ですので、スタッフナカノ君だと数値を見る限りは11.0以上なので、
手首を返してヘッドを加速させるタイプになりますね。
スウィング・ビューでの測定結果では、
「ON PLANEよりもインサイド(体に近い位置)から入っている」
ということになります。ので、ドロータイプの打ち方という診断結果でした。
ここで、正反対の特性を持つ2種類のシャフトを打ち比べてみました。
(もちろん、程よく準備体操をしてから行ってもらいましたよ!)
その2種類のシャフトをご紹介致します。
①三菱ディアマナ イリマ 60 の、Sフレックス
②フジクラ モトーレスピーダー VC 6.1 の、Sフレックス
※ヘッドはどちらも同じ、PRGR GN502 ツアー440の9°を使用。
気になる5球の平均値は・・・

注目すべき点は、
ボール初速と
バックスピンと
サイドスピンの3点です。
①は、
初速が速く、
バックスピンも2000回転後半で、
サイドスピンがマイナス226回転・・・
つまり、
ドロー回転がかかっているのです。
ちなみにボールの方向性は、1球だけ軽くフェードして右へ行きましたが、
残りの4球は
センターからやや左へまとまっていました。
②は、
初速が遅く、
バックスピンが①より多く、
サイドスピンがプラス324回転・・・
つまり、
フェード回転がかかっています。
ボールの方向性は、2球左へストレートで、3球はスライス気味に右へ行きました。
①②を打ち比べてみての感想は、
①は心地よくつかまる・・・
②はつかまり切らずにこすっているといったかんじでした。
と、ここでグリップスピード別、シャフト一覧表を見てみますと、、、
(文字まで見にくくて申し訳ございません・・・)

①三菱ディアマナ イリマ 60 は一覧表の11以上にあります!!!
②フジクラ モトーレスピーダー VC 6.1 は一覧表の10以下にありますよね。
要するに、モトーレスピーダーVC 6.1では、
シャフトがたまりすぎて戻って来ない為、インパクトで
少しこすれた感じになるので、初速も遅くなり、スライス気味の球になったという訳です。以上のことから、スタッフナカノ君には、
イリマが合っているってことが数値上でも実体験でもわかりますよね。
お、恐るべしグリップスピード計測器・・・
やっぱり計測するって大事ですね。こんな調子で日々ズバっと計測させていただいてます。
いつでもお待ちしておりますよ♪