おはようございます、店長ノムラです。
古代人類が二足歩行をするようになり、手を使う機会が増え、それによって
多様な作業をこなすことが可能となってきたようです。

また、既成概念の少ない若者たちの中から新たな工夫なども生まれ、
年配者の習熟した技術や知識とも相まって画期的な発想も生まれたことのようです。

そして、二足歩行によって、それまでは困難であった脳の重量を支える姿勢が可能となり、
脳の発達を加速させたようです。

このように、脳と手は密接に繋がり、手を使うことで脳を刺激し、更に脳が学習を深め、
手に複雑な指令を出せるように進化してきたのでしょうね。
人間は器用な手を使って多くのことを成そうとします。
顔を洗う、歯を磨く、力仕事から字を書くまで多種多様な手の使い方ができますね。
ゴルフにおきましても脳と手の関係はかなり濃厚なようです。

ゴルフをするにつけて、手の担当する役割は相当多いのではないでしょうか。
それも、利き腕ともう一方の手という能力の差のある二つの手で
ゴルフをするわけですから、まさに加減が難しいのは申し上げるまでもなさそうですね。
器用な手は脳から指令があればかなり複雑な動きもできるようですが、
一方、脳が感じた動揺などが即手にも伝わるようで、恐怖を感じたときに
手が震えるのもその一例なのでしょうか。


勝負を決する場面での1メートルの下りのフックラインで、打てば右を抜けるし、
弱ければ左へたれてしまう。
こんな時脳は普段通り適確な指令を手に送れるとは限りません。
「打たんといかん」し
「打ちすぎたらえらいことになる」このような葛藤が
脳から冷静さを奪い、手のコントロールを失わせてしまうことがあります。
一気に振り切るショットなら葛藤の入り込む余地は少ないでしょうが、
微妙な力加減を要するショットでは脳が受けるストレスが
手に現れてしまうこともありそうです。

こんな場合、できるだけ手の役割を減らし、
肘とか肩、背筋などに
その仕事を代行させるのがよさそうです。

これらの部分は手ほど器用ではないかわりに、
脳のストレスも伝わりにくいようです。
自らの身体の使い方を工夫すれば、
プレッシャーを乗り越える術も見つかるかもしれませんね。
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