おはようございます、店長ノムラです。
プロゴルファーにとりましてゴルフクラブは正に商売道具であり、その使い勝手の
良否は成績に直結し、生活にかかわる重大事であります。


男子プロともなりますとヘッドスピードが50ms前後もあり、アベレージゴルファーでは
殆んど使いこなせないクラブの使用者が多いようです。
自分のヘッドスピードや球筋など様々な条件を考慮し、試打を重ねたうえで使用クラブ
を決定されるようで、昨年のツアー終了から今年の開幕にかけてがそのタイミングの
ようです。


最近の傾向では男子プロゴルファーといえどもドライバーの総重量は軽くなっています。
以前はスチールシャフトのドライバーでは375g位が普通のようでしたが、
カーボンシャフトが登場して350g前後となり、今では330g以上を使用する選手は
少数ではないでしょうか。
ワンラウンドするだけなら少々重いクラブでも大丈夫なのでしょうが、長いシーズンを
乗り切るには重すぎるクラブでは支障がでるのでしょうね。


その日一回だけのゴルフを考えるのではなく、長いスパンでゴルフを組み立てようと
するのはなにもプロゴルファーばかりではありません。
長年に亘ってゴルフを楽しみたいと思っている人にとりましては重すぎるクラブは
「百害あって一利なし」と云えそうです。
前半のハーフはなんとか振り切れても、後半は重さが気になるクラブでは困ります。

しかしもし今のクラブが軽すぎるように感じられるのであれば、バランス鉛を
ヘッドとシャフトのグリップ付近へ分散して貼り付けますと、バランスを損なわず
総重量を増やすことは容易です。

軽すぎるクラブは重量調整が簡単ですが、重すぎるクラブを軽くするのは困難です。
振り切れる範囲で重いクラブを使用するためにも、最初から重いクラブを
選んでしまってはあとで困ります。


トッププロであればメーカーがいくらでも注文通りのクラブを提供してくれるでしょうが、
一般ゴルファーであればそうもゆきません。
自分なりの調整可能なクラブ選びが欠かせません。
女子プロゴルファーですとアベレージゴルファーに近いクラブを使用の選手も多いようです。

重すぎるバランスのクラブを使用の選手は見当たりません。
軽すぎず、重すぎないヘッドで、軟らかすぎず硬すぎないシャフトの、
太すぎず細すぎないグリップのゴルフクラブがベストゴルフに繋がりそうですね。
他にも考慮すべきことはありますが、重すぎるクラブだけは避けたいものです。


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