おはようございます、店長ノムラです。
ゴルフクラブ、特にドライバーでは長尺から短尺まで幅広い長さのクラブが
販売されています。

先日当店のお客様が「日本人は長いドライバーを使い過ぎと違うか」と話して
おられました。
背の低い日本人が長いドライバーを使い、背の高いアメリカ人が日本人より
短いドライバーを使っているのはどういうことでしょうか。


身長から考えれば日本人はアメリカ人より短いドライバーを使用するのが
順当ではないか。
ジュニアゴルファーや女性ゴルファーのクラブは一般男性のものより短いのが
通常であるように、身長に応じた長さがあるべきだとのご意見でした。
しかしよく考えてみますと、背の高い人は普通背の低い人よりも腕が長いものです。


使用しているドライバーの長さだけではなく腕の長さも考慮するべきではないでしょうか。
腕の長さが長尺ドライバーを振り難くさせている可能性があります。
身長で20cm以上高く、腕は10cm以上長ければ44,5インチのドライバーでも
腕とクラブを加えた長さは日本人の47インチ以上のドライバーに匹敵しそうです。
日本人が長尺ドライバーを使用するにつきましても、その長さを振り切る体力が
必要です。


その体力のないジュニアや女性には振り切れる範囲の長さと重さがあります。
マスターズゴルフを制したバッバ ワトソン選手は飛びぬけたロングヒッターですが、
身長が高く腕も長そうですからドライバー自体の長さが仮に44インチであっても、

身長160cmちょっとの人と比べればかなりの長尺ドライバーを振っているのと同じですね。
US PGAの選手達の飛距離の凄さは驚くばかりですが、飛距離の源泉の一つは
腕の長さにもありそうです。
日本人より短いドライバーを使っていても、実質には日本人より長いドライバーを
振っているのと同じことになりそうです。

勿論、飛距離だけがアドバンテージではなく、アイアンの距離感からアプローチ、パット
に至るまでの総合力に優れているから強いのですが、飛距離はやはり魅力ですよね。

体力に及ばない日本人が飛距離を求めるとすれば、長尺ドライバーは有力な手段で
あることは間違いありません。

コントロールを損なわない範囲で長尺ドライバーに挑んでみるのも飛距離を伸ばす
有力な方法の一つではないでしょうか。

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